切削液(油)は機械で金属を切削加工する時に使用します。加工される金属と工作機械の摩擦を防ぎ、加工面の精度を上げたり、機械の劣化を防止します。
切削液(油)が被削物と工具との間に流れ込むことで、工具と被削物の間に溜まった切クズなどを洗い流し除去するといったように、作業効率を全体的にアップさせる効果があります。
また、切削液(油)は大きく分けて、水に薄めて使用する「水溶性切削油剤」と希釈しない「不水溶性切削油剤」の2種類ありますが、不水溶性切削液(油)は消防法の危険物に該当するので取り扱いに注意が必要です。
切削液(油)の潤滑性能・冷却性能・錆び止め性能・耐劣化性能・作業性・経済性やメンテナンスなどについてご説明します。

切削液の種類と選び方について

切削液の廃棄の仕方

水溶性切削液の濃度管理

切削液で起こる手荒れの原因と予防

切削液を希釈する水質の問題点

切削液の腐敗による労働環境の悪化

生産効率改善される理由

工場で問題になっているキリコとは

切削液の種類とそれぞれの特徴