配信日:2026年7月8日(水)
コニテク株式会社メルマガ
前回は、クーラント液そのものの性質が変化する「変質」について
ご紹介しました。
今回は、もう一つの劣化原因である「汚染」についてお話しします。
実際に問題となるのは、加工点で発生する微細スラッジです。
切粉はクーラント液とともに機械内を循環し、その過程で砕かれ、
より細かい粒子へと変化していきます。
こうして発生した微細スラッジは非常に小さいため、
沈殿しにくく液中を漂い続けます。

そこへ工作機械から混入する
摺動油や作動油などの浮上油が加わると、
微細スラッジを抱き込み、
「油に抱き込まれた微細スラッジ」となります。
実際の液体検査でも、
底に沈殿したスラッジ以上に、
浮上油層に多くの微細スラッジが確認される
ケースが見られます

上:浮上油を取り除いたろ過後のフィルター
下:上澄みのみをろ過したフィルター
少量にもかかわらず
フィルターの汚れは、同じように汚れています
実際の液体検査でも、底に沈殿したスラッジ
以上に、浮上油層に多くの微細スラッジが
確認されるケースが見られます。
そして、この状態になったスラッジが最も厄介です。
通常のろ過システムでは、油の中に抱き込まれた微細スラッジの除去は
容易ではありません。
油と一体化したまま循環を続けることで
機械やクーラント液へ悪影響を与え続けることになります。
つまりクーラント液の汚染とは、
単に切粉が存在することではありません。
加工点で発生した微細スラッジが浮上油に抱き込まれ、
通常のろ過では除去されにくい状態で循環し続けること。
これが、多くの加工トラブルや液劣化を引き起こす汚染の正体なのです。
マイクロキャッチで油に抱き込まれたスラッジ排出システムを
下記『3分でわかるマイクロキャッチろ過装置』で説明しています。
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次回は、
「変質と汚染はなぜ同時に進むのか?」
についてご紹介します。
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コニテク商品動画:マイクロキャッチろ過装置

3分でわかる
マイクロキャッチろ過装置
VI-QQQ公式PR動画
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