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フィルムラップ加工ってなに!

フィルムラップ加工ってなに!

私たちがいつも目にする 自動車・冷蔵庫・エアコンなどには、様々な部品が入っています。

その中でも表面に『ナメラカサ』が必要な部品があります。

それは、高速回転したり 上下左右にスライドしたりいつもいつも動いている部品です。

自動車ならエンジンの部品とか冷蔵庫・エアコンならコンプレッサーの部品です。

部品の表面が更に『ナメラカ』になる事は、故障が無くなり寿命が延びます。

更にそれは省エネに繋がります。

省エネは、サイズをコンパクトに出来。同じパワーでもサイズが小さくなってゆく

その事を感じられた方も少なからずおられると思います。

この『ナメラカサ』を追及して出来た加工方法のひとつがフィルムラップ加工です。

スーパーフィニッシャーと言われる事もあります。

以下 我々のフィルムラップ超仕上げ加工について詳しく説明して参ります。

①部品の精度や『ナメラカサ』を追及する為の研削(研磨)加工

精度や『ナメラカサ』が必要な部品は、焼き入れ 研削(研磨)と言う加工方法があります。

一般的に円筒研削(研磨)加工では、真円度・円筒度・同芯度は、ミクロン代で達成されますが

表面粗さは、Ra0.2というオーダーで留まっています。

最近では更に表面粗さを細かくする事で 部品の長寿命化 省エネが達成出来る事が分かってきました。

以下の写真のように円筒研削(研磨)後の表面粗さ(写真①)は、ピカピカに見えますが

マイクロスコープなどでより細かく見ると 多数の溝がある事が分かります。(写真②)

研削(研磨)軸の表面 マイクロスコープ10倍(写真①)

被加工品の表面をマイクロスコープ(約200倍)の写真・・・このような傷が発生します。

研削加工された表面を200倍のマイクロスコープで撮影(写真②

これは研削(研磨)用砥石の構造※2が ダイヤの粒を接着材で固めている為

ダイヤで被加工品の表面を削った後で 本来の研削(研磨)加工の証です。

しかしながら 一般的には、表面粗さがRa0.2が限界値となります。

(砥石の交換などで表面粗さ精度を向上する事は可能 但し実情は困難)

表面粗さをさらに細かくする時 フィルムラップが効果を発揮します。

②フィルムラップの仕組みについて

超微粒子研磨材を特殊コーティングしたフィルムを 部品を回転させながら

一定圧力で接触させ、更にオシレーション(左右反復運動)する事で、

部品の表面粗さを 更に高精度に仕上げる事ができます

押付けには、ゴムロールを使用しますので 部品の真円度 円筒度 同芯度などの変化は有りません。

フィルムラップの構造

図のように 被加工品(部品)の溝の高い所から削って行き 部品の表面粗さ精度が向上してゆく仕組みです。

以下動画で確認下さい

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以下は本文説明の付属です。
超微粒子研磨材を特殊コーティングしたフィルム(図1)

メーカー:3Mカタログより抜粋

真円度(図2)

円筒度の表し方

円筒度(図3)

どのくらい正確なまるでまっすぐであるかを示します。

設計上:真円度の表し方

面粗度=表面粗さの事(※1)

表面粗さは、機械加工された被加工物の表面のなめらかさの事です。

Ra・Rzなどで数値を示します。通常 円筒研削(研磨機)では、

Ra0.2程度の表面粗さを加工する事が出来ます。

それ以上の表面粗さの精度を向上する場合は、マイクロフィニッシュフィルムなどを使用します。

CBN砥石の写真

CBN砥石 マイクロスコープ200倍